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サディストなのは恥? 誇り?

 普通に利用している分には匿名性が確保できることもあって、ネット上で自分がサディストであることを、自慢げに語る人を最近よく見かける。

 リアルでサディストだと名乗るのは、「性格がサド」というならまだしも「性的嗜好がサド」という意味だと、周囲から白眼視されかねない。だから、リアル割れの危険がないネットで、その憂さを晴らすことになるのだろう。

 誤解を招く言い方かもしれないが、私はサディストであることは恥だと感じている。お互いに敬愛し合える人間関係を築けることが、大人の重要な要件の一つだと思うが、SMはそれと正反対の関係だからだ。

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支配と服従

精神の成熟とサディズム

 精神の成熟には、四つの段階があるとされている。

 自分のことしかわからない「初期」、他人の顔色をうかがう「中期」、行動の規範をおのれの内に持つ「後期」を経て、自他の違いを理解・容認し、他人を許し育てることが出来る「成熟した自我」へと至る。

 もちろん、全員が成熟した自我を手に入れる訳ではない。むしろ、中期や後期のままで一生を終える人の方が圧倒的に多い。

 
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支配と服従

主に不可欠な能力

 SMの主者が満たすべき能力のうち、特に重要なものは何か? 私は、次の二つではないかと思う。一つは、安全管理に関する十分な配慮。そして、もう一つが他人に対して適切な尊敬を抱き続けられることだ。

 先ずは、安全管理について。緊縛の中でも、何本かの縄で全体重を支える「吊り」は大きな危険を伴うプレイだが、浣腸やアナルセックスなどにも様々なリスクがある。首輪や口枷も、場合によっては凶器になりかねない。

 縛った状態でのセックスは、縄掛けの仕方や強さによっては末梢神経損傷を起こすことがある。また、マゾヒストに望まれたからといって、安易に両手で首を絞めれば窒息につながる。

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日常と非日常