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- 「主従関係は必要か？ 」 is writed by マスターＯＢ@ＳＭ主従関係の相克.
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主従関係は必要か？
- 2011⁄08⁄07(日)
- 15:43
真性のマゾヒストと根っからのサディストならば、それ以外の関わり方を求めないかもしれない。むしろ、そんな選択肢があること自体が、邪魔でしかないのかもしれない。
しかし、ぼくらは人間だ。ぼくが人間であるように、あなたも人間だ。ほとんど人間は、人間であること、人間として正しく扱われることをを望むものだ。
好いた相手と同じ感動を同じ視点で供給すること、その喜びは人間ならではのものではないだろうか。よく引かれるサン＝テグジュペリの「愛はお互いをみつめあうことではなく、ともに同じ方向を見つめることである」を待つまでもなく。
しかし、ぼくらは人間だ。ぼくが人間であるように、あなたも人間だ。ほとんど人間は、人間であること、人間として正しく扱われることをを望むものだ。
好いた相手と同じ感動を同じ視点で供給すること、その喜びは人間ならではのものではないだろうか。よく引かれるサン＝テグジュペリの「愛はお互いをみつめあうことではなく、ともに同じ方向を見つめることである」を待つまでもなく。
主従関係であることは、そうなれる権利を放棄することだ。いや、主従であっても、その共有はできるのかもしれない。しかし、その関係を確立するためには、従＝奴隷の側がよほど万事を心得ている必要がある。
つまり、精神的にも社会的にも自立している人間が、敢えて自分の判断力や洞察力を捨てて、ご主人様として仕える相手にすべてを預ける。奴隷の身であるのだから、諌めることなどもってのほか。唯々諾々と、言われるがままに従うしかない。
それが出来る人間は、立派に主＝リーダーたれる器。「将に将たるの器」とは確かにいうが、この場合は当たるまい。互いに言いたいことが言い合えてこそ、お互いを高めあってゆけるのは確かだ。
性的嗜好の満足という理由以外で、ＳＭが必要とされることはない。少なくも、自分の目にはそう映っている。
つまり、精神的にも社会的にも自立している人間が、敢えて自分の判断力や洞察力を捨てて、ご主人様として仕える相手にすべてを預ける。奴隷の身であるのだから、諌めることなどもってのほか。唯々諾々と、言われるがままに従うしかない。
それが出来る人間は、立派に主＝リーダーたれる器。「将に将たるの器」とは確かにいうが、この場合は当たるまい。互いに言いたいことが言い合えてこそ、お互いを高めあってゆけるのは確かだ。
性的嗜好の満足という理由以外で、ＳＭが必要とされることはない。少なくも、自分の目にはそう映っている。
